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P2P
P2Pとは「Peer to Peer」(Peer=友人、同僚の意味)を指す言葉であり、ネットワーク上で個人ユーザー同士がつながることで、海賊版データを共有する仕組みです。
つまりP2Pとは仕組みの名前であって、具体的なP2Pソフト名としては「Winny」「Share」「PerfectDark」「Cabos」などが知られています。
〇P2Pを使用しての海賊版AVをアップロード・ダウンロードする行為は違法
P2Pソフトを利用すること自体は、違法ではありません。
個人間でプライベートな画像や動画をやり取りするぶんには、問題はないのです。
ただしP2Pの問題点は、そこにアップロードされ、ダウンロードされるデータはほとんどが海賊版、違法データである、という部分です。
著作権を侵害する海賊版データは、アップロードもダウンロードも違法となりますので、利用はしないようにしましょう。
〇P2Pにアップロードされているソフトにはウイルスが混入していることも多い
P2Pにアップロードされている海賊版ソフトは、迂闊にダウンロードするとウイルスが仕掛けられていることも多くなっています。
そういったウイルスに感染してしまうと、コンピューター内のデータが勝手にインターネット上にアップロードされてしまい、個人情報がすべて漏洩してしまう可能性が高くなるのです。
なかには会社で使用するパソコンでP2Pソフトを使用してウイルスに感染してしまい、顧客情報や企業秘密の情報などが大量流出してしまう事件も、多数発生しています。
〇P2Pを利用しての違法販売で逮捕されるケースも
P2Pで海賊版データを入手することで、逮捕されるケースも発生しています。
2009年5月21日には、P2Pを利用して入手した海賊版データを複製したコピーソフトをオークションサイトで販売した男性が逮捕され、書類送検されています。
その後、P2Pは警察による違法海賊版の一斉取り締まりや、ダウンロードの違法化によってかなり下火とはなりました。
しかしいまだに利用しているユーザーも多いため、対策の強化が求められています。
著作権侵害事例
インターネットが普及した現代では、知らないうちに著作権侵害をし
ているケースもあります。主な著作権侵害の実例をご紹介します。
著作権侵害は犯罪です
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- 違法でアップロードされたものと
知りながら侵害コンテンツの
ダウンロードを行う行為 - 2年以下の懲役または200万円以下の罰金
(またはその両方)
- 違法でアップロードされたものと
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- 違権利者の許可なく著作物を
インターネット上にアップロード
する行為 - 10年以下の懲役または1,000万円
以下の罰金(またはその両方)
- 違権利者の許可なく著作物を